『羽田七福いなりめぐり』に行ってきました

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仕事で何かと大変だった昨年だったので、今年は年始から心機一転したい!と思い、『羽田七福いなりめぐり』に行ってきました。

『羽田七福いなりめぐり』とは?

徳川家康が江戸を開いたときに庶民に広めたと言われる『七福神巡めぐり』。

福徳の神様として信仰されている七柱の神様を巡ることで、七つの災難から除かれ、七つの幸福が受けられるようになるというもの。

都内にも多くの七福神めぐりがありますが、その中でも『羽田七福いなりめぐり』は都内でも唯一の、お稲荷さんをめぐるものになっています。

はじめての七福神(的)めぐりですが、他にはないということから『羽田七福いなりめぐり』に行くことにしました。

開催期間

『羽田七福いなりめぐり』の開催期間は以下の通りです。

  • 新年正月一日〜五日
  • 午前九時〜午後三時

参詣する稲荷神社

『羽田七福いなりめぐり』では、次の七つの稲荷神社と、一つの弁財天を参ります。

  • 壱番「東官守稲荷神社」<身体安全>
  • 弐番「妙法稲荷神社」<招福厄除>
  • 三番「重幸稲荷神社」<開運長寿>
  • 四番「高山稲荷神社」<学業成就>
  • 伍番「鴎稲荷神社」<開運招福>
  • 別格「玉川弁財天」<金運長寿>
  • 六番「白魚稲荷神社」<無病息災>
  • 七番「穴守稲荷神社」<航空安全>

行程

今回歩いた行程は概ね以下のようなものでした。
ゆっくりめぐっても2時間、1万歩ほどのコースになっていますので、どなたでも参加しやすいと思います。

こちらの行程マップをご参考に、この記事をお読みくださいね。

『羽田七福いなりめぐり』のスタート!

それでは『羽田七福いなりめぐり』をスタートしましょう!

京急線糀谷駅がスタートに最適なのですが、京急蒲田駅での待ち合わせ時間が10分ちょっとあったのでここからスタートとしました。

京急蒲田駅の東口から出て第一京浜を渡り、空港線の高架に沿って糀谷駅方面へ歩いていきました。

壱番『東官守稲荷神社』

最初に参るのは『東官守稲荷神社』(とうかんもりいなりじんじゃ)です。

昔は、旧番地の萩中町にあり、海における仕事の安全を守る守護神として鎮座していたとのことです。

スタートとなる東官守稲荷神社では、集印帳を購入しましょう。200円で頒布されています。これから参る神社でスタンプを押していただきます。現代でいうスタンプラリーですね(^^)

集印帳に加えて御朱印帳も持参していたので、こちらにも御朱印をいただきました。
(100円)
※集印帳のスタンプと御朱印をいただくのに、各神社でそれぞれ100円程度お納めしますので、お知りおきください。

持参した御朱印帳は、石巻にある羽黒山鳥屋神社でお分けいただいた、ブルーインパルス御朱印帳です♪
スタートといういことで、羽田七福いなりめぐりに来られている方もたくさんいらっしゃいました。

地図の載ったチラシもいただけます。概略図ですが、行程中に案内板が出ていますので、迷うことはないかと思います。

弐番『妙法稲荷神社』

次に参るのは『妙法稲荷神社』。

1801年の大洪水の被害から立ち直るため、京都伏見大社の分霊を賜り、大松の下に社殿を建立し、鎮座されたものと伝えられているそうです。

伏見大社との関係か、鳥居が並んでいる光景が印象的でした。

参番『重幸稲荷神社』

次は『重幸稲荷神社』(じゅうこういなりじんじゃ)に参ります。

昔から度々の洪水に悩まされた村人たちが、旧六郷土手の際に、田畑の守護と五穀豊穣を祈って社を建立したとのことです。

社前の道路は旧六郷土手で、現在の社の高さが旧堤防の高さだったとか。
そんな話を聞くと、羽田の歴史は多摩川との戦いの歴史だったんだなということがわかりますね。

四番『高山稲荷神社』

四番めは『高山稲荷神社』を参ります。
重幸稲荷神社の前の道をそのまま真っすぐ進めばすぐに着くのですが、ちょっと大回りして、多摩川の土手に上がってみました。(重幸稲荷神社から数分で土手に出られます)

河川敷は『多摩川大師橋緑地』となっています。
程よい風もあり、家族連れが凧揚げを楽しんでいる光景が微笑ましかったです。

iPhoneでパノラマ画像も撮ってみました。水平出てないな(^_^;)

土手を5分ほど歩いてから降りれば、すぐに『高山稲荷神社』に到着です。

天祖神社の境内に高山稲荷神社が鎮座しています。

昔はこのあたりが中村と呼ばれていて、社殿は名主 橋爪家の前にあったものが、六郷土手改修工事の際に現在地に移されたとのことです。

番外『羽田神社』

次の神社に参る途中に羽田神社の傍を通るので、せっかくだからと参ろうと思ったのですが・・・。
参拝者の長蛇の列で、あっさり断念(^_^;)

さすが、羽田地区の氏神様といった感じです。

伍番『鴎稲荷神社』

五番めは『鴎稲荷神社』を参りますが、再び多摩川の土手沿いを歩いてみました。

羽田神社から大師橋をくぐってすぐのところに羽田第二水門があります。
そこにレンガ積みの壁がありました。これはかつて明治時代に構築された堤防だそうです。
こういう遺構が残っているのも歴史を感じますね。

多摩川を臨むと、首都高横羽線と大師橋が重なる部分が目の前に!

更に進むと、遠くに羽田空港とターミナルビルが見えてきました!空港というだけで無駄にテンションが上がるワタクシです・・・(笑)

羽田第一水門のあたりを左に折れてちょっと奥に行くと、すぐに『鴎稲荷神社』に到着します。

その昔、漁師たちが祈願すると鴎が飛来して大漁になった伝えられたことから、鴎を大漁の兆しとして崇め、以後「鴎稲荷」と呼ばれるようになったそうです。

鴎稲荷神社の前に通る道は「羽田道」と呼ばれていたそうですね。
海と川とともに歩んできた羽田の村です。

こちらでは、あめちゃんをいただきました。

別格『多摩川弁財天』

稲荷神社をめぐる『羽田七福いなりめぐり』ですが、唯一の例外が『玉川弁財天』です。

弁財天へは再び土手に戻って向かいます。

途中に羽田第一水門がありました。

今年で31年目の水門なんですね。

鴎稲荷神社に向かうときよりさらに多摩川河口に近づくので、羽田空港もより大きく見えてきました。
旅客機が着陸するところもよく見えました。

程なくして『玉川弁財天』に到着。

江戸名所図会に:羽田村の南も洲の先にあり、故に羽田弁財天と称せり”とあり、境内の一部に常夜灯があって、灯台のように沖行く船の目印にもなっていたそうです。

敗戦によって連合軍の強制立ち退き命令で現在地に遷ったとのことです。

次の神社へ向かう前に

次は『白魚稲荷神社』へ参りますが、やはり土手から大回りして行くことにします。

土手沿いに歩いてすぐに「五十間鼻無縁仏堂」に到着します。

多摩川と海老取川が合流する箇所の洲の先端?に仏堂があります。

創建時期は不明ながら、関東大震災や東京大空襲での水難者をお祭りするために創られたそうです。羽田は本当に海や川と切っても切れない土地なんですね。

トリミングしてみました。肉眼だと結構はっきり見えるほど、羽田空港が間近です。

仏堂の左手対岸には、旧穴守稲荷の大鳥居も見えます。
近くまで行ってみました。

旧穴守稲荷神社 大鳥居

この大鳥居は、穴守稲荷神社が羽田穴守町にあった昭和初期に、寄付によって参道に建立されたものだそうです。
その後敗戦によって羽田穴守町、羽田鈴木町、羽田江戸見町の地域一帯が強制退去させられ大鳥居も取り壊しをしようとしたが、事故が重なり取り壊しを断念することになったそうです。

その後、空港の拡張工事伴い、現在地に遷されたとのこと。
現在は羽田空港を見守るように静かに佇んでいました。

六番『白魚稲荷神社』

ちょっと回り道をしましたが、次は『白魚稲荷神社』です。

武蔵国風土記に”漁士白魚を初めて得しときは、まず此の社に供ふる。故にかく伝へり”と社名の期限が記されている神社です。
かなりこじんまりとした境内とお社でした。

火伏せの神様としても進行があり、大戦の戦火も免れたそうですよ。

七番『穴守稲荷神社』

いよいよゴール地点の『穴守稲荷神社』に到着しました。

1804年頃、鈴木新田(現在の空港内)開墾の際に沿岸の堤防がしばしば壊れて被害を受けたため、稲荷大神を祀りご加護を願ったことがはじまりといわれています。
敗戦後、羽田空港拡張に伴い現在地に遷座しました。

境内は羽田七福いなりめぐりをしていない参拝の方々もたくさんいらっしゃって、大変な賑わいでした。

境内は工事中なのか、きつね様や鳥居が一時的に退避させられていました。

これまでの神社では御朱印はすべてスタンプでしたが、穴守稲荷では直筆で御朱印をいただけます。

通常2種類の御朱印を選べますが、『羽田七福いなりめぐり』を終えた人だけは特別な御朱印をいただけます。もちろん私もそれを選びました。

おみくじもひきました。嬉しいことに『大吉』でした。
私も、周りの皆さんも、良い一年になりますように♪

穴守稲荷駅から帰りま〜す!

穴守稲荷を参ったあとは、穴守稲荷駅から帰ります。

駅前には、『駅前』という名前の飲み屋さんが2軒くらいあったのですが、なくなってしまったのですね。名物的な光景だったので、ちょっと寂しかったです。


七福めぐりを終えた人は記念品をいただけます

狙っていたわけではないのですが、『羽田七福いなりめぐり』を終えた方には記念品をいただけます。

集印帳をすべて集めた場合と御朱印をすべて集めた場合でそれぞれいただけます。我が家は集印帳が家人と2人分あって、私の御朱印もあったので、都合3セットの記念品をいただきました。

記念品は、お神酒、屠蘇散、ティッシュ、干支財布、ノートとかポリ袋とか(セットごとにまちまちのようです)、神社本庁作成の子供向けパンフレットでした。

写真は3セット分です

ティッシュはなにげに嬉しいですね。必需品ですからね(^_^;)
また、お正月休みの間に、お神酒に屠蘇散を入れていただこうと思います。

集印帳と御朱印

『羽田七福いなりめぐり』でいただいた集印帳と御朱印はこちらになります。

集印帳

御朱印

御縁年午歳記念事業

奥之宮改修工事及び境内整備のための募金も募っているようです。

一口五千円の奉賛金を申し込むと、御縁年午歳記念の復刻版御朱印帳をいただけるとのこと。羽田という土地だけに、ジェット機が描かれています!
ほしい方はぜひ、奉賛金を申し込みましょう!

まとめ

ということで、はじめての七福神(的)めぐりに初挑戦しましたが、とても楽しむことができました。

なによりも、町の歴史に触れて感じながら巡れるのが良かったです。

どんどんと新しくなっていくとともに古いものが失われつつある東京ですが、それだけに七福神めぐりなどを通じて、古き良き時代の東京をもっともっと知っておきたいと思うきっかけになりそうです。

通年行われている七福神もあるとのことなので、また違う街の七福神めぐりに行ってみようと思います♪